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犬の炎症性乳がん

炎症性乳がんは確定的診断が困難で複数の臨床徴候で判断していました。
好発年齢はなく 急速増大 炎症 後肢浮腫 糜爛出血 皮膚の水疱形成
外観の腫瘍は板状(肉腫でも板状になる)
などの状態を総合的に含めて診断を行っていました。

今は病理検査により「真皮のリンパ管に腫瘍由来の塞栓を形成している悪性乳がん」という結果
炎症性乳がんが濃厚に疑われることになります。

炎症性乳がんは手術は禁忌 予後不良です。
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犬の鼻出血

中高齢の犬の鼻出血は腫瘍によるものが多いですが
アスベルギルスの感染により鼻腔内が壊死を起こし出血するもがあります。
診断はCTにより鼻腔の空洞化を確認、鼻腔鏡により空洞化した鼻粘膜の辺縁の組織を採取し診断します。
治療は深在性真菌薬を使いますが慢性鼻炎は残ることがあります。
中高齢の中大型犬で多くみられます。

GWも診察しています。

GWの診察時間は
 4月28日~5月6日
 午前10時~12時 午後4時~6時になります。

よろしくお願いいたします。

四肢の腫瘍について

四肢にできる腫瘍は
骨腫瘍⇒ 骨肉腫 軟骨肉腫 滑膜肉腫
軟部組織腫瘍⇒ 四肢基部の悪性腫瘍
肢端部腫瘍⇒ 扁平上皮癌 黒色腫などがあります。

これらの腫瘍が発生した場合断脚が治療第一選択になり得る場合があります。
根治は無理でも、痛みの軽減 QOLの改善のために断脚が選択肢になります。l
骨肉腫などの腫瘍ではかりに断脚しなくても足は着けなくなりいずれ3本足の生活になります。
術後、体重管理など適切に行えば3本足でも自立生活は十分可能です。
特に犬の場合体重負重は前肢75%後肢25%ですので後肢断脚の場合前肢よりも負担は少なくすみます。

口腔内腫瘍について

口腔内腫瘍には発生頻度が高いものがあり
悪性腫瘍では繊維肉腫 扁平上皮癌 悪性黒色腫があります。
良性腫瘍ではエナメル上皮腫などがあります。

口腔内腫瘍は腫瘍がいずれの場合でも無治療の場合転移して亡くなるより摂食障害により亡くなることになります。
そのため手術が第一選択の治療になります。

手術は腫瘍の種類 大きさ 発生している部位により内容が大きく異なります。
また下顎より上顎の腫瘍は手術の難易度は上がります。

口腔内腫瘍では手術により完治しない事がわかっていてもQOLを上げるまたはQOLを下げない目的で対照的な手術をおこなう場合もあります。
メラノーマ2
上顎歯肉にできた悪性黒色腫
メラノーマ
腫瘍摘出 上顎骨部分切除(鼻腔には達していない)

プロフィール

takahashi

Author:takahashi
〒158-0082
東京都世田谷区等々力4-7-7
TEL 03(3705)2519
FAX 03(3701)3667

*診療時間
平日・土曜日:9:00~12:00、16:00~19:00
日曜日・祝日:10:00~12:00、16:00~18:00
年中無休・往診有り

HP:http://takahashi-dogcat.com/

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