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泌尿器

一昨日は泌尿器の勉強会でした。

血尿が出たときは排尿の最初が血尿か、最後か、排尿全部が血尿なのか
診断の指標になります。

注意深く観察してあげてください。
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神経 レントゲン勉強会

昨日は神経 レントゲン勉強会でした。

気管虚脱 気管支虚脱 
 
脊柱管内脂肪織炎 椎体脂肪織炎 

椎間板脊柱炎
 
自律神経を伴う発作

尻尾追い(自傷)など



脊柱管内脂肪織炎 椎体脂肪織炎は脂肪組織が炎症をおこす病態で椎間板ヘルニアと間違われることがあります。
診断はMRI バイオプシーなどで確定し治療はステロイドに非常によく反応します。

椎間板脊柱炎の原因は細菌感染によるもので 背中 腰に痛みがありレントゲンでは椎体に強い硬化像がみられます。
治療は抗生物質で3日ぐらいで痛みが治まります。その後最低一か月は抗生物質での治療が必要になります。

犬の尻尾追い(自傷)症候群の原因は色々な説があります。

●馬尾付近の圧迫 炎症説
●ビタミン Ca不足説
●てんかん発作説
●体内モルヒネ不足説
●セロトニンレベルの低下 ドーパミンレベルの上昇などです。

呼吸器学

きのうは呼吸器の勉強会に出席しました。


猫は喘息になることがあります。
症状は呼吸速迫 咳などです。

ひどくなると肺気腫になることもあります。

血液学 病理学

昨日は血液学 病理学の勉強会に参加してきました。

肥満細胞腫 悪性メラノーマ 乳腺ガン 
胆管肝炎 IBD 猫の甲状腺機能亢進症などなど

犬の肥満細胞腫はグレードがあるため細胞診における初期診断も重要になります。
グレードにより治療内容 予後もかわってくるからです。


犬の口腔内悪性メラノーマは細胞学的には上皮 非上皮が混在してみえる特徴的な所見がみられます。
この腫瘍は口腔内腫瘍の中でも転移性が非常に強いものです。
現在の獣医学での治療は外科 放射線がメインになります。
今後は治療としてメラノーマワクチンも期待されます。


犬の乳腺ガンは細胞学的診断ではなく病理学的診断により治療をきめることになります。
例外は乳腺にできた肥満細胞腫 炎症性乳がんで細胞学的診断の意味をもちます。
ちなみに猫の乳腺ガンはほとんどが非常に悪性度の高い腫瘍になります。

勉強会

一昨日は腫瘍学の勉強会でした。

肺、肝臓、腎臓腫瘍についてです。
いずれの腫瘍も臨床症状がない場合が多いので早期発見には定期的な検査が重要になります。

臨床症状がある場合は肺腫瘍のときは 
咳または呼吸が荒いなど

 
肝臓、脾臓腫瘍のときは
おなかが大きくなってきたなど


腎臓腫瘍のときは
血尿などです。


臨床症状の有無は予後についての指標にもなります。
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takahashi

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年中無休・往診有り

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