一昨日はチワワの膝蓋骨内方脱臼の手術を手伝ってきました。
チワワは膝蓋骨内方脱臼の好発犬種です。
手術はグレードにより変わります。
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一昨日は神経 レントゲンの勉強会でした。
肺線維症 脊髄軟化症 坐骨神経麻痺 偽ミオトニア症候群 発作など
偽ミオトニア症候群は四肢が曲がらなくなる病態です。
原因はクッシングの場合もあり好発犬種はダックス プードルです。
治療しても完治は難しい病気です。
一昨日は泌尿器の勉強会に参加しました。
尿管結石 中毒による急性腎不全など
ユリ科の誤食による中毒は激しい腎不全 貧血を引き起こします。
予後は非常に厳しくなりますので十分注意してください。
昨日はTプードルに会陰ヘルニアの手術を行いました。
メッシュを使った術式です。
今度詳しく説明します。
昨日は呼吸器の勉強会に参加しました。
喘息 肺水腫 胸水 肺腫瘍など
猫の喘息による咳発作は発作が終わった後は普通にしていることが一般的な臨床症状です。あまりダラダラと咳が続く場合は喘息でない場合も考えられます。
心源性肺水腫では両側の後葉から水が貯まることがほとんどです。
胸水が乳糜である場合前縦隔に異常がありその圧迫によりリンパ液が漏れ乳糜になることがあります。
昨日は血液 病理学の勉強会に参加しました。
猫の肥満細胞腫 猫の乳腺腫瘍 形質細胞腫 胆管肝炎など
猫の肥満細胞腫は広汎型 組織球型にわかれるが細胞診だけでは判断できない。
発生部位では皮膚は良好 腸型は不良が多い。
猫の乳腺腫瘍は以前に書いたように悪性度が非常に高いものがほとんどであるがグレードに関わらず筋上皮へ分化した症例の予後は比較的良い。
皮膚形質細胞腫は基本的には良型で治療は第一選択は外科 放射線 抗がん剤の順番になります。
一昨日は腫瘍学の勉強会でした。
悪性中皮腫 慢性肥厚性幽門狭窄症 炎症性乳がん 平滑筋種など
悪性中皮腫は胸腔内に水がたまってしまい呼吸が苦しくなります。
治療は抗がん剤の胸腔内投与によってある程度コントロールできる場合があります。
慢性肥厚性幽門狭窄症(CHPG)はフレンチブルドック Mダックス シーズーなどが好発犬種で臨床症状は嘔吐です。治療は病態が経度のものは内科的、重度の場合外科(ビルロードⅡ法 バイハス手術)になります。
炎症性乳がんは病理学 臨床症状 臨床経過などにより総合的判断で診断される病気で現在の獣医学では根治は不可能になります。
昨日は股関節脱臼をしたポメラニアンの手術をおこないました。
大腿骨骨頭切除術です。
先月は大腿骨骨頭切除と膝蓋骨脱臼の手術をしたので今度詳しく説明しようとおもいます。