12月29日~1月3日まで
午前10時~12時
午後13持~16時まで
の診察になります。
間違われないようによろしくお願いします。
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12月22日は神経学の勉強会でした。
重症筋無力症は筋力が落ちてきた 食べるのが遅くなった すぐに疲れて歩けなくなる等の症状があります。
診断にはアセチルコリンレセプター抗体検査がありますが非常に高価なため現実的ではありません。
一般的にはテンシロン試験により診断が行われます。
治療はピリドスチグミン(メスチノン)の投薬になります。
12月20日は泌尿器の勉強会でした。
尿失禁の症状がある患畜は逆行性の膀胱炎は必発です。
トイプードルの異所性尿管による尿失禁が増えています。
治療は外科的に異所性の尿管を膀胱に転植するのですが最終的には膿腎になるため摘出せざるえないことが多いです。
12月18日は神経学の勉強会でした。
特発性てんかんの診断基準は(信頼レベル1)
●24時間以上あけて2回以上の非誘発性てんかん発作がある(てんかんの定義)
●発作発症年齢が6ヶ月以上6歳以下
●発作間欠期に明らかな身体的 神経学的検査 MDBの血液検査 尿検査に異常がみとめられない
⇒AEDによる影響を除く
⇒血液検査
⇒尿検査
●家族歴があればより精度が高い
12月17日は呼吸器の勉強会でした。
気管虚脱 気管支虚脱による難治性の咳に対してマロピタントが有効という報告があります。
2mg/kg 隔日投与 4回目の投与から咳が減少してきます。
12月6日は腫瘍学の勉強会でした。
犬の血管周皮腫
●平均10.6歳で発症
●中型~大型犬に好発
●四肢が好発
●転移率、リンパ管浸潤は共に3%
●再発率43%
●手術回数に伴い転移率は上昇する
●2~3年後に再発する事がある
●HPF9以上は再発率が高い
●転移部は肺が多い
●放射線治療により転移率下がる
●再発したら1センチ以内で手術
以上からQOLを損なわない拡大手術が実施することが重要になります。